【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
今の時間はLHRで、修学旅行の班決めの時間。
千夏の方を振り向き、にこっと笑う。
「千夏!絶対同じ班になろーねっ」
「ハイハイ。でも女子もう一人どうする?」
千夏にいわれ、んー、と考える。
修学旅行の班は、女子三人と男子二人。
千夏と私と、もう一人どうしよう。別にこのクラスの女の子は皆仲良しだけど、やっぱりグループってあるし。
皆ほとんど固まってきてるしなぁ……。
そんなことを考えてるうちに先生が入ってきた。
「んじゃ、ちゃっちゃと決めろー」