【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済




ギシッとスプリングが軋む。



朝田君が潤んだ目で、私を見つめてくる。



「______ いいの、本当に」



私は静かに、頷いた。



こんな私でよければ、
めちゃめちゃにして。



あいつの事を思い出さないくらいに
めちゃめちゃに______ 。



私はフッと目を瞑って
シートの波に身をまかせた。




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