【完】甘い生活~危険な幼なじみに溺愛されて~【上】p356まで加筆済
店員さんから、小銭を受け取りながら、
そう聞き返す。
千夏は眉を寄せて、どこか不機嫌そうに
私を見てる。
何があったのって……別になにもない。
だから、なんて答えようかと迷っている
と
「ありがとうございましたー」
にこっと営業スマイルを浮かべた店員さ
んにそう言われて、ついつい頭を下げな
がら、コンビニをでる。
貰ったお釣を財布にしまって、菓子パン
の入った袋をぶらぶらさせながら歩く。
千夏とそのまま、体育館裏にいった。