天神学園高等部の奇怪な面々34
「…何の真似?」

おとぎが目を細める。

「そうか…剣ではなく別の武器を想像するのね。槍?弓?お前は勇者だから、まさか銃なんて事はないだろうけど…」

「そんなもの想像しないよ」

微笑みさえ浮かべるフェイレイ。

「でも想像する暇なんて与えない!」

二頭の馬をけしかけるおとぎ。

炎を滾らせ、一角を振るい、二頭の馬が突進してくる!

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