天神学園高等部の奇怪な面々34
が。

「駄目だよ」

フェイレイは呟く。

「俺の理想とする世界に、こんな乱暴な事する馬はいない」

途端に。

「なっ!」

二頭の馬が消えた。

先程まで猛り狂っていた荒々しい馬達が、跡形もなく消滅したのだ。

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