初恋〜私と本当の恋始めよう〜
デート?



次の日

「ごめーんっ。待ったあ?」
「ううん。平気☆」
藤城君は私よりチョット背が高い。165くらい…?そんでピアスが何個か耳に光っている。細くて黒くて金髪で、THEチャラ男って感じ。顔もそこそこイケてる。
「やっぱ、歌穂ちゃんって綺麗だよなあ。」
「え…っ!?」
「モデルさんみたいっ。」
モデルさん…?
「全然だよっ。」
藤城君は女の子なれしてるんだろうなあ〜。こんな事言えるなんて。
「やーめった。」
「何を…?」
「映画館いくふりしてラブホ連れ込もうと思ったけどやめた。」
ラブホ!?ちょ、ちょっと!!
「俺に歌穂ちゃんはもったいなすぎる。」
「え。」
「デートやめよ。ぢゃ、バイバイ。」
ちょ、ちょっとお!?藤城君はどっかに行ってしまった。これぢゃあ私がふられたみたいぢゃんっ。


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