不良だらけの危険なバイトッ☆
* あきらめないで!!

「今日一緒に帰れないってどういうことだよ」


「ごめん、どうしても用事が」


「はぁ、キャンセルできねえのかよ」


「それはちょっと」


今日は一緒に帰れないということを伝えると隼人はやっぱり不機嫌になる。


「怪し」


ユキ君がクスッと笑う。


まるでそれは隼人を挑発するかのように。


「てめえ、男と会う気か…」


「えーと」


藤堂君に会うんだからそれは否定はできない。


眉間にますますしわを寄せる隼人。


ほんとはすごく申し訳ないんだけど


仮にも一応…


あたしは隼人の彼女な…


って照れる///


なんてこと考えてるのよ。


それに今日は絶対に行かなくちゃなんないもの。

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