不良だらけの危険なバイトッ☆
誰もいないのかな…?
中は開店前なのか全体的に暗い。
「あの、誰かいませんかっ?」
シーンとした部屋に反響する自分の声。
「おかしいな…」
地図を確認しても
…ここであってるし。
けれど、部屋を見回してみても人の気配は全く感じられない。
代わりに洋風の高そうなアンティーク家具が並んでいるだけ。
それはハイセンスなものばかりで思わず目を奪われてしまう。
すごいなぁ…
なんて思いながら眺めているとその中の一つの写真立てが目に留まった。