不良だらけの危険なバイトッ☆

────・・・

あっという間に当日はやってきて…。


「莉子ちゃんかわいーっ」


「あ、ありがと//」


まさかほんとに浴衣を着ることになるなんて…


ピンクの花柄というなんとも可愛らしい浴衣。


マスターがわざわざ用意してくれたらしい。


でもやっぱり照れる//


「やっぱり莉子ちゃんは浴衣が似合うねっ」


「上出来」


服部さんもユキ君も次々に褒めてくれた。


「ありがとうございます//」


恥ずかしくなって俯くけど、そのままチラッと隼人に目をやる。


隼人も笑顔だった。


「似合ってる。さすが俺の彼女だな」


そう言って頭に手を置いた。


どきんっ!


すごくかっこいい笑顔。


触れた手からドキドキ感が伝わる。

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