不良だらけの危険なバイトッ☆
隼人ってこんなにかっこよかったっけ?
最近あたしおかしいのかな。
隼人といると胸がドキドキしたり、きゅうっとしめつけられるようななんとも言えない気持ちになる。
「ちょっと莉子ちゃん!!何隼人に赤くなってんのさ」
「あっ…、ごめ」
藤堂君の言葉で我に返る。
思わず見とれてしまっていた。
ピンチの時は必ず助けに来てくれたり
俺様に見えて実は優しいところとか
仲間思いのところとか…
一緒の時間を過ごすにつれていろんな一面を見てきた。
それはすごくかっこよくて優しくてあったかいもの。
わからないけど隼人の存在が前より大きくなってること
それだけは自分でも気づいていた。
でもその分…
「おい、またボーッとしてんなよ。準備始めるぞ」
隼人に腕を引かれる。
「ひゃっ///」