不良だらけの危険なバイトッ☆



"離したくない"



心が強くそう叫んだ気がした。


あたしがどんな態度でいたって


いつだって嫌な顔一つせずに


守ってくれていた。


ピンチの時は必死に駆けつけてくれた。


その想いを裏切ったのはあたし。


後悔してもしきれない。


もう駄目かもしれない。


それでも…


どうしても


離したくない…





いつもみたいに笑って




 傍にいてほしいの────



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