不良だらけの危険なバイトッ☆
真っ直ぐな瞳から隼人がどれだけ本気であたしを思ってくれていたかがわかる。
やっと気づいた。
いつだって隼人はこの目をあたしに向けてくれていたことを。
本気であたしを好きでいてくれたことを。
たくさんの花火が夜空を彩る。
その下で見つめ合う。
もう心臓はドキドキを通り越して、どうしていいかわからないくらい。
壊れてしまうんじゃないかって本気で思った。
でも隼人がくれたこの想いに…
あたしも伝えたいことがあるんだ。
ドキン
ドキン
「あのね…隼人」
「…き」
「え?」
「あたしも隼人のことが…好きだよ//」