不良だらけの危険なバイトッ☆
「「えーっ」」
叫び声を合図にまた口論が始まる。
あぁあ…もうどうしたら…
なんて考えていると
「ひゃ///」
首にふわっと息がかかって体が身震いする。
「ほんと…あいつら飽きないよな」
だるそうに後ろから抱きついてくるのは
「ゆ、ユキ君…///」
あたしに抱きついたままケンカの様子をボーッと眺めるユキ君。
ち、近いっ////
こっちの方がやばいって////
慌てて手を押し返そうとするけど動かない。
どうしようっ////
あたふたしていると
「ってユキ!!てめー!!」
「いつの間に」
あたしとユキ君に気づいた3人がこちらに猛ダッシュしてくる。
「莉子から離れろっ」
「っせえな…」