不良だらけの危険なバイトッ☆
ポツリポツリと言葉を漏らしていく。
話し終えると沖田隼人が顔を近付けてきた。
「ふーん、男嫌いなのに結婚…ねぇ」
キスできそうなくらいの距離でそう囁かれて心臓がバクンバクンと音を立てる。
わかってくれたんなら離してよ!!
って思ったけどうかつなことは言えない。
勿論怖いから。
沖田隼人は一瞬考え込むような表情を見せると何か思いついたようにニヤリと笑った。
「面接…合格だ」
「え…?」
意味がわからず口をポカンと開ける。
「お前がここで働くこと…許可してやるよ」
沖田隼人は言葉を続ける。