不良だらけの危険なバイトッ☆
なななななんでっ!!!
口をパクパクさせながら沖田隼人を見つめる。
「でかい声出してんじゃねえよ」
沖田隼人は涼しい顔をしている。
そうじゃなくて…
「困りますっ!!なんであたしがあなたの彼女にならなきゃなんないんですかっ?」
あたしは思わず沖田隼人に詰め寄った。
「別にいいだろ。アンタは俺と付き合って男嫌いを治す、で俺はアンタを彼女にしたい、何か悪いことでもある?」
「彼女にしたいって…」
「色々寄ってくる奴いて困ってんだよ」
「それってつまり…」
女よけ!?
最低すぎる提案に言葉すら出てこない。
「それとも、断って警察に行くか?」