不良だらけの危険なバイトッ☆


試すような言葉。


沖田隼人の手が頬に触れた。


体がビクッとなる。


この男…あたしが断れないことを知っててそんなこと言うんだ。


いいのは顔だけじゃんっ。


ほんっと何から何まで最低…!!


泣きそうになりながら沖田隼人を睨みつける。


けど、どうすることもできない…


「沖田さんと…付き合います」


「契約…成立だな」


沖田隼人はクスッと笑った。


あぁ…終わった。


自分で言っておきながらもガックリと項垂れてしまう。

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