不良だらけの危険なバイトッ☆
「ん?」
そのままベットに二人で座ってるとき、隼人がふと問いかけてきた。
真っ直ぐに目を見つめられてきょとんとなる。
「お前はお前でいいんじゃねえの?」
「え…」
「…ユキが何隠してるかなんて知らないけど、お前はお前にできることをすればいいじゃん」
「…隼人…」
「あいつが色々隠すのは多分、俺らに余計な心配かけさせないためだろ」
「…」
「なのにさ、そのことで俺らが落ち込んだり、暗くなってたりしたらユキはどう思うと思う?」
「それは…」
あたしが悲しんだりしたら…ユキ君は…。
「目の色が変わったな。わかったか?」
隼人が目を閉じてフッと笑った。
あたしはこくんと頷いた。
「ユキ君のことを余計に悲しませちゃう…」
「そうだろ?」