不良だらけの危険なバイトッ☆

「じゃあ今日からお前は俺の彼女。ってことで俺のことは隼人って呼んで。あ、あと敬語もなしで」


「えぇっ!?」


よ、呼び捨て…?


男嫌いのせいか男慣れしてないあたしにはハードルが高すぎるよ…


「で、できません…」


「呼ばなきゃキスするから」


逃げ腰のあたしに沖田隼人は近い距離をさらに詰めてくる。


う、うそでしょ…っ!!


「言っとくけど本気だから」


そう言って真剣なまなざしを向けられる。


バックンバックンと心臓が音を立てた。


「は…は…やっ」


言葉がうまく出てこない。


体温が上昇して顔が赤くなっていく。


「タイムリミット、3…2…1」


「は…はやとっ」

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