不良だらけの危険なバイトッ☆

初対面ではユキ君がいきなり、あたしの膝で眠ってて。


起きたと思った時には凄く冷たくされて、怖い人だと思った。


苦手だ…。


それがあたしのユキ君への第一印象。


だからユキ君と同室と聞いて、最初はびっくりしたんだっけ…。


けれども夜にベットを貸してくれたときに呼ばれた名前。


あの時見せた彼の笑顔がすごくきれいでドキドキしたんだ。


…それからはずっと友達で。


気づけば隣にいて、それが当たり前だったの。


あたし達はずっと友達で、そのまま仲よくしていけると思ってた。


全てを変えたのは、温泉旅行で偶然会った夜中……



あたしがユキ君の大きな秘密を知ってしまったこと。

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