不良だらけの危険なバイトッ☆
「……最低」
「なんとでも言えよ」
まるで人が変わったかのような、残酷な笑顔。
この人は
…誰?
「最初に俺を裏切ったのは莉子のほうじゃん?」
「それとこれとは…っ「違わねえよ」
……っ。
怖い…
心の底から、そう思った。
「言っとくけど、大嫌いだから。ユキも…お前も」
少しだけ、表情が歪む。
「ほんと…壊したくなるくらいにな」
「…痛っ」
手首を掴む腕に、強い力が入った。
そして重なる、唇。
目の前が真っ暗になった。