不良だらけの危険なバイトッ☆

「や、やめろおおっ」


バキィッ!!!


「うわぁあっ」


後ずさる人、逃げ出す人。


もう、誰にも戦う気力なんてなくなっていた。


勝負はついた。


その場にいる誰もが結末を確信していたー…


「…この野郎」


一瞬の隙だった。


キラリと鋭く光るものが目に入った。


「……え」


ナイフのような刃物、


それは、俺の腹部をめがけて、突き刺さってきた。


ヤバイ…


そう思った時には、全身に物凄い痛みが走った。


「…っく!!!!!」


意識が、遠のいていく。

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