不良だらけの危険なバイトッ☆


"愛なんて


信じた方が負けなんだよ"


────・・・


「やだっ!!いやぁあああっ!!!」


どんなに泣き叫んでも、


それは隼人(この人)を喜ばせる、スパイスでしかない。


「いい加減…諦めたら?」


「いやっ……んんんっ」


あたしは、何度、この人とキスをしたんだろう?


逃げ場なんてもう、どこにもなかった。


「別に…好きだからとかじゃないから、勘違いするなよ」


悪魔は笑う。


"この世界に愛なんて存在しない"と。


「ただ、大嫌いなお前が泣き叫んでる、その姿が見たいだけ」


怖い…


恐怖でどうにでもなりそうなくらいに。

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