不良だらけの危険なバイトッ☆

「「彼女!?」」


みんなの視線が一気にあたし達に集中する。


あたしは


「はやと…っ」


隼人の腕に閉じ込められた状態。


恥ずかしい…//


「何照れてんの?"彼女"にこういうことしたって普通だろ?」


そう言って隼人はニヤリと笑う。


「う、嘘だろ。莉子ちゃんが隼人の彼女なんて!!」


藤堂君が詰め寄ってくる。


違う!!って言いたいけど…


隼人をちらっと見上げると綺麗な唇が小さく動いた。


"ケーサツ"


そして悪魔のような微笑みを見せた。


「…っ!!」


むかつく。


ほんとに最低!!

< 44 / 527 >

この作品をシェア

pagetop