不良だらけの危険なバイトッ☆
ポロポロと涙を零しながら、精一杯の笑顔を作っている。
「命に代えて、あたしのことを守ってくれた」
「…そうか」
わかっていた答え。
でも実際に聞いた言葉は、やっぱり重すぎて…。
さっき撃たれた傷の何十倍も痛いものだった。
「ユキが…言ってくれたの」
「…え?」
「隼人のこと、信じろって
…今でも、隼人はあたしのこと愛してるって」
「……あいつ」
「だから…ごめんね。あんな酷いことたくさん言って。このまま何も言えないまま終わりになんかしたくなくて…」
「……」
「気づけば、ここにいた」