あんたが好きやねん
萌の家からまさきの家まで15分ほどの近い距離
はじめての彼氏がまさきだって事もあって全てをまさきにあげた。

もぅめちゃくちゃ好きだった。

―ピンポーン―

「お前はやっ。」


「せやろ??急いできた。」


「かわいいな!!入り??」


「お邪魔します。」


「はいよ。」
まさきが言う。



「おばちゃんらは??」


「居てないよ。だから気使うなって」
っと八重歯を見せて笑う。

「う…ん。」

「部屋いっててや。」


慣れた足取りでまさきの部屋に向かう。
まさきの部屋は、一言でゆうと汚い。
が……


今日は、めっちゃ綺麗掃除したんかなぁ???
そんなことを考えているとまさきが部屋に入ってきた。

「なぁ部屋めっちゃ綺麗やん。」


「もえ来ると思って綺麗にしたんやで。」

…いつも汚いのに今日は、なんで??


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