だって、好きなんだもん!

「凛子、いつもありがとう」



「え?いや、別に・・・」


そういって、凛子は頬を赤らめた。



「文化祭の時、告白するんでしょ?」


「うんっ」


凛子と健斗は両思い

だから、結末は目に見えている。




「あたしも告白したいなぁ・・・はぁ。事務所がね」


いっそのこと告白する?



でも、あたしにはモデルをやっているからみんながチヤホヤしてくれる。

だから・・・・・・・ね。





「恋愛禁止だったね」


「うん。あたし、モデルを辞めるわけにはいかないから」


「そっか」






凛子・・・あたしは、凛子が羨ましい。


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