純血のヴァンパイア
14.真の後継者
部屋に戻ってからも、ベッドに横になるけど
寝つけず、ずっと考えていた。
雪兎に最後に血をあげたのは、私。
雪兎が初めて吸ったのも、私。
と言う事は、術者が決めた相手って言うのは
私と言う事だ。
しかも、私は始祖直系の純血種。
一般のヴァンパイアは血を吸う事は出来ない。
それを知っていて
尚且つ、私も知っている人。
それが術者―――――
おそらく、それは雪兎の両親のどちらか
でも、私には雪兎の両親の記憶がない。
というか、多分忘れている。
どうして―――――
寝つけず、ずっと考えていた。
雪兎に最後に血をあげたのは、私。
雪兎が初めて吸ったのも、私。
と言う事は、術者が決めた相手って言うのは
私と言う事だ。
しかも、私は始祖直系の純血種。
一般のヴァンパイアは血を吸う事は出来ない。
それを知っていて
尚且つ、私も知っている人。
それが術者―――――
おそらく、それは雪兎の両親のどちらか
でも、私には雪兎の両親の記憶がない。
というか、多分忘れている。
どうして―――――