花火前線

「どこに向かってたの?」

「図書室。一応ね」

「あたしも一緒に行く。んで一緒に帰ろ」

「うん」


図書室に着き、ドアを開けようと少し開く。

中から聞こえてきた声。

それは、花菜先輩と李斗先輩だった。


「…み…きよ…」


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