花火前線

聞いちゃいけない…

でも、聞きたい…

私は話の内容を聞きたくて

ドアをもう少し開いた。

そこから見えたのは


ドサッ


持っていた鞄が手からすべり落ちた。


「あ…」

「紗良ちゃん…?」

「す…すみません…っ」

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