花火前線

私はその場から逃げた。

走って走って…


李斗先輩が花菜先輩を好きなのは

分かっていた。

でも付き合うことは絶対にないと思っていたのに


でも今日、今、あの場所で

あの二人は

キスをしていた。

それは紛れもない事実で。
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