花火前線

元々、なんの関係もなかった。

私が勝手に好きなだけで。

一方的な片想い。

それでも、会うたびに少しは先輩に近づいていると思ってた。


ただの思い上がりだった。


目から悲しみの涙があふれ出す。


李斗先輩、私はあなたが好きでした。

でももう叶わないから
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