花火前線

佐澤と一緒にいた、あの男だ。


「あ、はーい」


受け答えする、花菜。


「あ。この本、もっと綺麗なのがあるけどそっちのがいいよね?」

「出来れば」

「うーんっとねぇ…確か…ちょっとついて来てくれる?」
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