花火前線

そういうと花菜と男はカウンターとは離れた、

倉庫へと入っていった。

え…

オレの隣には微妙な距離感で、佐澤がいた。

気まずい雰囲気ででも、

確かにそこに二つ一緒の想いがあった。

ちらっと佐澤の方を見る。

佐澤と目が合う。

このドキドキした、恥ずかしい想い。
< 59 / 148 >

この作品をシェア

pagetop