君に聞いた最後の言葉

第一話：彼女と過ごした時間

「起きて！朝だよ～。もう...」どん！！！彼女がいきなり乗ってきた
「痛いってー。何をするんだよ！」眠い目をこすると彼女がいた。
「学校に行く時間だよー早く着替えて！」彼女が布団をどかした。
「う、うん。」彼女がうるさいので早く着替えた


「いってきまーす」僕は言った。
僕の行っている高校は、近くにある。
彼女と学校に行った。
「ねぇ。今日放課後あいてる？」彼女が下駄箱で言った。
「うん！あいてるよ。」と僕
「じゃあ秘密の場所で待ち合わせー。」と言って走って教室に入っていった。なんだろう？僕は思った。教室に入ると3人ぐらいの友達が来た
「今日みんなで海行くらしいよ」一人が言った。
「そうなんだ。何時から？」と僕。
「放課後だってー。」一人が言った。彼女が誘ったのはこの事だろう。
キーンコーンカンコーン.....授業が始まった。


キーンコーンカンコーン.....授業が終わった。


「あーあ、疲れた。でも授業はこれで終わり☆」僕が叫んだら友達が来た。
「大変だー！！お前の彼女、美術でケガしたらしいぞ。今保健室にいるから行って来い。」聞いた瞬間僕は保健室に急いで向かった。
ガラガラ.....彼女の背中が見える

「おい大丈夫か？」僕が言った。
「うん、大丈夫。手を切っただけだから。」彼女が言った。
良かったとほっとした。
「今日海行けるか？」僕が言った。
「大丈夫！絶対行くもんね。」と彼女。
これだけ元気だから大丈夫だろう....

秘密の場所には行かず、２人で海に行った。もうすでに人が来ている。
「おーい。遅いぞ～」と一人が言った。
「ごめん、ごめん」と僕が言った。
周りを見ると泳いでる人がいた。
「ねぇー。入ろうよ。」とおねだりするみたいに彼女が言った。僕は少し顔が赤くなった。
「う、うん。入ろう！」僕が言った瞬間に彼女が飛んだ。
水着に着替えて海に入った。
「私泳ぐの得意なんだー。見ててね」彼女が泳いだ。遠くの方まで行ってしまった。彼女を追いかける。行って見たら上の方に洞窟があった
彼女がそこから手を振る。
「おーい！ここまで来てみて」彼女が言った。僕が登った。
「疲れた～。」上がってみると彼女が座っていた。何か持っている。
「何それ？？？」と僕。彼女が手を開けた。真珠だ。
「昔聞いた話なんだけど、どこかの洞窟に何でも願いが叶う真珠があるの多分これだと思う。」彼女が言った。僕は嘘だろうと思った
急に風が吹いた。僕は洞窟から落ちた.....
ザッブーン！
「きゃーーー！」彼女はとっさに海に入った。僕は気を失っている。でも彼女の声は聞こえていた気がする.....



「私を１人にしないで。」

しばらくすると僕は起きた。
「痛たた....ここは？」僕が喋った瞬間。彼女が起きた。
「大丈夫.....？」彼女が泣きながら聞いた。。でも昨日のことは思い出せない。
「う、うん。大丈夫」僕が言ったら彼女が笑った。しばらくして僕は退院した。学校に行ったら友達が集まって来た。
「大丈夫？」１人が言った。
「うん！大丈夫」僕が言ったら皆が笑って席に着いた。彼女が手を振って自分のクラスに入っていった。
キーンコーンカンコーン..
彼女と一緒に帰った。
「ねぇ。お母さんってどこにいるの？」