私のお兄さんはシスコンです
「うわっすっごい大きいっ!」
真理の家の門で興奮してる私。
この時桃香の頭の中には体育祭という
文字は存在しなかった…
「ボケッとしてないで入るよ」
はいっ!
ギィィィィー
扉を開けると
「お帰りなさいませお嬢様。」
使用人達が私達にいっせいに頭を下げる
…ここは
メイド喫茶ですか?
何この漫画みたいなシチュエーション⁉
使用人が星の数ほどいるような気がする…
「まっ、真理さんっ?」
なぜかどもる桃香
「何?」
冷静に受け答えする真理
「この家のメイドになれってこと…?」
おそるおそる尋ねると
「桃香はお店つまりカフェでバイトするの」
はぃぃぃぃいいぃ⁉