【完】白のあなたに恋をする
そして、私たちは一位になった。
「白…!ほんとありがと…!!
でも、なんで私が…その、白が必要だって分かったの?」
白は息がちょっと荒くて息を整えていた。
よっぽど早く私の所へ駆けつけてくれたんだな…。
「ん…、それは、お前の友達が教えてくれたんだよ。」
「え、友達って…れな?」
「あぁ、だからあいつにお礼を言ってやれ…って柴崎は…?」
「え?」
れな?
たしかにれなの姿が見えない…。
白も一緒に見回してくれたけど、それでもれなは見つからない。
「れな…?」