【完】白のあなたに恋をする





「あっ、杏ちゃん!!よかったぁ、何もされてなくて…」


「え…?どういうこと?」



私の所に駆けつけてくれたのは、私たちのクラスメイトの女の子だった。


そうとう私をさがしていたのか、息が荒れている。


私はその子の背中を指すってあげた。


「大丈夫?ゆっくりでいいから話して?」


「う、うん、ごめんね。
実は…先輩たちからもう目つけられてること分かってると思うけど、さっき先輩たちが一年をつれさってどうのこうのっ…って話を聞いちゃって…」



え…!?


「それってつまり拉致ってことか?」


「たぶん…それで、今杏ちゃんは無事見たいでよかったんだけど…れながいないの。」


「れなが!?」






< 189 / 415 >

この作品をシェア

pagetop