【完】白のあなたに恋をする
嘘でしょ…れなが、拉致された…?
どうしよう…、私…!!
「杏、落ち着け。」
「白…」
「今、宏に連絡いれといた。人手が多い方が見つかりやすいだろ?」
「白っ、手伝ってくれるの?」
「あぁ、おい、先輩が行きそうな場所わかるか?」
「えぇー…と、バスケ部の部室とか…体育館の裏とかかな!?ごめん…私も手伝いたいのはやまやまなんだけど…、先輩たちがいなくなったかわりに、体育委員の代行しなくちゃなんだ…」
その子はとても申し訳なさそうにいった。
「ううん!教えてくれただけでありがたいよっ、ありがとねっ!」
「うん…!なにかあったら連絡してねっ、私体育委員のテントにいるから!」
「あぁ、よし、杏行くぞっ…!」
「うん…!」
れな…!どうか無事でいて…!!