【完】白のあなたに恋をする
「あんたさぁ、前からムカついてたんだよねぇ、一年の癖にいきなりレギュラーになるわ、こうして邪魔するわ…」
「うわぁ!女ってこえぇーー!」
「うるさいっ、とにかく柴崎玲奈…
あんた消えてくれる??」
「…!このっ…!!」
れなは鋭く囲んでいる先輩たちを睨んだ。
それと同時に、ショックの数々だった…。
そう。この先輩たちはれなの部活の先輩だったのだった。
あんなに優しかったのに…、
こんな汚ない先輩たちだったなんて…!!
れなは後悔したが、それは遅かった。
でも杏さえ無事なら………。
「ぢゃ、そろそろいいっすかね…
ヤっても…。」
「!?」