【完】白のあなたに恋をする





いたい…っ。


どれだけ振りほどこうとしても私の腕は掴まれたままだった。


「じゃあ、君はぁ、俺たちと楽しもうねぇ~」


「やっ…やだ!!!」



「杏!!!」


「白…っ!!」


「…っ!くそ!!!」



ボカッ!!


と、白は腕を振り上げて、私の腕を掴んだ男の人を殴った。



「がっ!!…ってえな!!!」



「白!!!!」


「っっ…!杏!身を縮めろ!」




そういうと白は私を強く抱き締めた。










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