【完】白のあなたに恋をする
進む物語
白はいつもと変わらずの声でカーテンを開けた。
でも、
姿は変わり果てていた。
白の体はそこらじゅう傷だらけらしく、たくさんの手当てをされていた。
それがまた罪悪感を感じてしまって、私は悲しい顔をしてしまったのだろう。
白は心配そうな顔をした。
「…とりあえず、ここの椅子に座れよ。」
「…うん。失礼します…。」