【完】白のあなたに恋をする








そんな、言葉を放たないで。


苦しい。


いやだ…。



「白の…」


いやだよ。



「意気地無し!!!!!!」


「!?」


「白の馬鹿!!意気地無し!!
白はそういって私から逃げたいんでしょっ!!一緒に居たくないなら…、期待なんか最初からさせないでよ!!!」


「杏…」


もう、自分がなにをいってるかわからない。

こんなの、ただの八つ当たりだ…。


「ばかっばかぁ…、私のこと嫌いなんでしょっ…」

「…違う。」


「嘘つき…」


「違う…っ」


「嘘つき!!!!」


「違う!!!!!!」






そして、急に引き寄せりられた。



私は白の胸の中にいた。









< 221 / 415 >

この作品をシェア

pagetop