【完】白のあなたに恋をする








「っぷはっ…!」



「…望んでもいいのか…?」


「え?」


「お前を、望んでもいいのか…?」


その言葉がどれだけ嬉しかったか。


また私は涙がでた。


だけど、私は何回も頷く。


「うんっうんうんっ…!!!」


「杏…」


「白…」


私たちは見つめあった。


あ。やっぱり白は綺麗だな…。


顔も…髪も、白の心の中も。


「白、好き。」


「俺も…」


白の全てが好きっ…。


「大好き…だよ。」






そして私は始めてのキスをもう一度した。








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