【完】白のあなたに恋をする
「杏…はよ。」
ドキッ!
あぁ…白が注目されるのがわかる気がする…。
普段、私服じゃないからドキドキしちゃうよ…!!
白の私服は、白のTシャツに、ジレベスト。その上には十字架のネックレスに、下はジーンズだった。
「…白、格好いいね…!!」
「ばっ…か…!!いきなりそういうこと言うな…!」
「だって本当のことだもんっ」
白がみるみる赤くなっていく。
この顔はきっと私しかしらない。
…ちょっと、嬉しいな。
「なに、笑ってんだ?」
「え?」
「俺も本当のこといってやろうか?」
その言葉をいったと同時に、白がニヤリと笑った。