【完】白のあなたに恋をする
ばっ!っと切り裂くように割り込んだのは、
「れ、れな!?」
「れ、れな!?っじゃなぁーーい!!
私たちもいるのにぃ、イチャイチャしてこのぉー!!」
「まぁ…、たしかに俺ら忘れられてたよな…。」
「こ、宏くんまで…!!」
れなはバスケ部をやめて今、一緒に帰れるようになった。
だからか、可愛さに磨きがかかって、ふわふわの長い髪は、丁寧にアレンジされ、
制服の身なりは、ブレザーの下にパーカーを着て、それがとてもおしゃれ見えた。
本人いわく、こんなに努力しているのに、彼氏ができないとはなんで!?
と、いってる。
そんな感じて、れなは相変わらず元気で愉快な女の子です。