【完】白のあなたに恋をする





白は私を道にあるマンションの壁に押さえ込むように、私をその大きな体で包んだ。


「私が悪いって…」


私何か悪いことしたっけ??

私の頭にたくさんのハテナが飛ぶ。

それを白は悟るようにため息をついた。



「他の男のことを考がえてたくせに…
次は俺を考えてるとか…。
どんだけ心臓壊すつもりだよ…。」


白の力が強くなる。


あ、白のにおい…。


白の白い髪が私の目にかかる。
白の髪って雪みたいにふわふわしてる…。


抱き締められる力が強くて私は苦しかったけど、

白のすべてを知っているようで、
とても心地がよかった…。


―――でも、


本当は…






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