【完】白のあなたに恋をする






唯さんの声がする方向を見てみると、

明るい笑顔で、手を上に降ってこちらに走ってくる唯さんがいた。



「はぁはぁっ…、ごめんね?引き留めちゃって…!」


「ゆ…唯?この学校に転入してきてたのか…。」



そっか…、白は唯さんがこの学校に入ってきたこと知らないんだっけ…。


まぁ、れながその情報を妨害したんだけど…。



「うん!今日、白のところに行こうとしたんだけど会えなくて…、だから一緒に帰りたいなっ…て。」


「え…?唯さんが私たちと一緒に…?」


「うんっ!ダメ…?」



ダメ…じゃないけど…。


私は困って、白をちらりと見た。

そうすると、白は私の目線に気づいたのか目線がパチリとあった。


でも、すぐに目線を唯さんに向けて、口を開いた。



「あぁ。いいよ、唯も一緒に帰ろう。」



!!


白…?




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