【完】白のあなたに恋をする






え…?白…?

今、なんて…。



「唯ん家には…、寄らない。
俺は杏と帰るから。」


「白…」



そういうと、白は私のすっかり冷えた手を握って、唯さんに背を向け歩きだした。



「白くん…」



私は、唯さんの悲しそうな声が聞こえてながらも、白についていった。



…嬉しさで、白の手を離せなかった…。








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