【完】白のあなたに恋をする

亀裂の結末








ん…、ここは…?どこ…?



私の体の下はふかふかとしたベットらしき手触り。


「………っ!?」


立とうとすると、何かで縛られてるようで、体が言うことを聞かない。


しかも、布のようなもので目隠しをされているらしく、辺りが見回せない…。



誰がこんなことを…?



私は不安と恐怖に教われながらも、

懸命に記憶を辿った。



あ…、そうだ、私、

宏くんに腕を捕まれてつれてこられて…、

そして誰かに殴られて…。



バンッ!!!



「…!?」



すごい勢いでドアが開かれる音がした。


……誰っ!?






< 339 / 415 >

この作品をシェア

pagetop