【完】白のあなたに恋をする
ピッ…………、ピッ………………、
心拍数音は、さらに切なさを押し付けるように遅くなっていく。
白…、
ねぇ…聞こえてる…?
あなたに伝えたいことがあるの。
私の目からは、涙が流れでて止まらない。
声も枯れそうで上手くでない。
だけど、それでも、
貴方に…伝えたいから…。
「つっ…白…。」
私は、白の手を自らの頬に押し当てた。
そして、一番伝えたいこと、
あの手紙と同じ言葉を口にした。
白…
ねぇ、私は…、
私は、貴方を_______………